2026年1月25日
新年あけましておめでとうございます。
今年もだいき動物病院は、飼い主さんが不安を抱えたまま帰ることのないよう、わかりやすく丁寧な説明を大切に診療していきます。
新年第1回の投稿では、診察室でもお電話でもよく聞かれる、こんなご質問をテーマにしました。
「この症状、もう少し様子を見ても大丈夫ですか?」
体調の変化に気づいたとき、
「すぐ病院に行くべきか」
「もう少し様子を見てもいいのか」
この判断に迷う飼い主さんはとても多いです。
今日はその考え方を、できるだけシンプルにお伝えします。
まず結論からお伝えします
判断の基本はとてもシンプルです。
• 元気・食欲があり、症状が軽く一時的
→ 様子見できることが多い
• 元気がない・食欲が落ちている・症状が続く/悪化する
→ 早めの受診がおすすめ
動物は、人よりも痛みや不調を隠すのが上手です。
「思ったより元気そう」に見えても、体の中ではトラブルが進んでいることもあります。
様子見できることが多いケース
以下は、他に気になる症状がなく、短時間で回復する場合には、様子見できることが多い例です。
• 一度だけ吐いたが、その後は普段通りに過ごしている
• 軟便が1回出ただけで、食欲や元気はある
• 環境の変化(来客・お留守番)後に少し元気が落ちたが、半日ほどで戻った
• 新しいフードやおやつを食べた直後の軽い下痢
ここで大切なのは、**「回数」「時間」「普段との違い」**を見ることです。
📌 チェックポイント
• 1回きりか
• 半日〜1日以内に回復しているか
• いつもと明らかに違う様子はないか
この3点を意識して観察してみてください。
すぐに受診を考えてほしいサイン
次のような症状が見られる場合は、様子見せずにご相談ください。
• 吐く・下痢を1日に何度も繰り返す
• 食欲が丸1日以上ない、または急に食べなくなった
• ぐったりして動きたがらない、反応が鈍い
• 触ると痛がる、鳴く、怒る
• 呼吸が荒い、苦しそう
• 吐物・便・尿に血が混じる
• 子犬・子猫、シニア期での体調不良
特に注意してほしいのが、
👉 「元気がない」+「食べない」
この2つが同時に見られる場合です。
この組み合わせは、体の中で何らかの異常が起きているサインであることが少なくありません。
「様子を見る」という行動の意味
飼い主さんにお伝えしたいのは、
「様子を見る=何もしない」ではないということです。
様子を見る場合でも、
• 症状が始まった時間
• 何回起きているか
• 徐々に良くなっているか、悪くなっているか
を意識して観察してください。
これらの情報は、受診した際にとても大切な判断材料になります。
迷った時点で相談してOKです
「病院に行くほどではないかも」
「もう少し様子を見た方がいいのかな」
そう迷った時点で、遠慮せずご相談ください。
早めに確認することで、結果的に治療が軽く済むことも多くあります。
さいごに
動物病院は、症状が重くなってから来る場所ではありません。
「これくらいで来ていいのかな?」
そう感じるそのタイミングこそが、受診の目安になることもあります。
今年もだいき動物病院は、
飼い主さんが今の状況を理解し、次にどうすればいいかが分かる診察を大切にしていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
東海市
だいき動物病院
知多市からもアクセス良好